【EMILYライブレポート】
2017年3月13日(月)
@東京 南青山Body&Soul[HPのライブ情報ページ]
出演:Emily(vo) 金子雄太(org)
荻原亮(g) 吉岡大輔(ds)
東京に前乗りし、東京という地に 身体を馴染ませる。
ある意味、鹿児島の日常というものを忘れないと、東京が求める 非日常を 理解しないままのステージになるから こわい。
でも、鹿児島という色を 身体に染めて、南の風が吹くような、そんなステージにしたい。
ぽっと出て、パッとやって帰る程、そんなベテランじゃないし、私はいつも、ココで歌う時は、夏休みの自由研究を提出するような、そんな気持ちにさせられる。
プロという事の 自覚と、成長を辞めない姿勢、それが求められる場所であって、
音楽人である事を考えさせられる。
東京に来て、BODYで歌える時に 嬉しい事は、、沢山あるけど、
その1つに、親友である メイクアップアーティスト chino risa に再会できて、
ステージを一緒に作る作業ができる事。
EMILYというアーティスト像を 彼女がカタチにして、毎回 1人ではないEMILYが ステージに立っている。
本当に心細いなんて事が これっぽっちも無い。
私が19の頃から ずっと見守ってくれて、歌手のEMILYを支えてきてくれた。
そんな彼女が このステージを終えて0時を迎えたら 誕生日。
あぁ、嬉しいな。
こんな特別な時に ステージができるなんて、
と、最後のバースデーソングを歌うまで 内心ワクワクしていた。笑
ホテルで着付けし、ヘアーとメイクアップを済ませ、会場へと向かう時も、何度もパシャリパシャリとカメラを向け、この一瞬を写真に収めてくれた。
ライブの日は毎回だ。
とにかく リハーサルまでの準備から
リハを終えてからも、支度でバタバタして、
あっと言う間に ライブは終演している。笑
会場に到着して、姿を見られないように 控えのスペースで メンバーと打ち合わせ。
ドラムの吉岡さん(実は初めまして笑)が、
「良かったね!お客さん いっぱいだよ!」
と教えてくれて、ほっと胸をなでおろした。
1stセットはインスト2曲からスタートし、私は控え席から 客席を隠し撮り。
皆さん、黙って写真撮っちゃってごめんなさいσ(^_^;)
そして、いよいよ EMILYの着物姿をお披露目。笑
気づけば 歌を歌い始めてからのステージ歴14年。
その中で、どれだけ 目で見る世界観とその時の音楽との融合が重要かを 学ばせてもらったな。。
それが、ぴったりとイメージに合うものから、ギャップというものの印象まで、ステージではどのように作用するのかを、先輩方や 仲間たち、事務所のスタッフ、ライブハウスの方、お客さまから教わって
今まで 積み重ねてきたものが 毎回ステージでカタチになっていく。
ステージは 音だけじゃないから、面白い。
音だけ 、は、ネットでダウンロードしたものなどであって、
CD や レコードでさえ、ジャケットというもので 目を楽しませ、聴く人 見る人の感性を刺激する。
私も この着物を着るんだったら、こういう印象を与えたい、と思いながら 曲に挑む。
お客さんが 謎解きに挑むお顔が 私にとっては最高のエナジードリンクのようなもので、お酒とは また違って、漲ってくる感じ!笑
今回も この 鹿児島市長賞を受賞した「ラピスラズリ」カラーの大島紬のお着物。
これを東京でも 見たい!というお声を沢山頂き、持ってまいりました^ ^
BODYの京子ママから、
あら?PR大使、まだ続いてるの?
とビックリされましたが、笑
もう、今となっては、ステージを表現する為の重要アイテムになっています♪
1stは 大分濃いめな内容でお送りし、
2ndは 軽やかに ポップス、ソウルなどの選曲でお届け♪
という事で、衣装チェンジ!
衣装が変わるというだけで、歌っている自分まで見えてくる世界観、感じる世界観が変わる。
身に多くのものを纏っている時には、身体が固定され、揺るがなく踏み締めることで、大地との繋がりを感じる。
身体が解放された時には、グルーヴに乗せて まるで飛んでいけそうな 気持ちになる。
歌える事の幸せ、
尊敬する人と同じステージに立って演奏できる喜び、
ともに 音楽を感じてくださる お客さまが見守ってくれることへの感謝、
いつもいつも、ありがとうがいっぱい。
大好きなハモンドオルガン奏者 金子雄太さんと歩んで来た日々、
今まで 何度かセッションさせてもらって、やっと共演という形を迎えた ギター 荻原亮さんとの融合、
初めましてだけど、ずっとユーチューブで拝見しててやっとご一緒する事のできた ドラム 吉岡大輔さんとの共演、
それぞれの関係が 一つの演奏の中に 三角になったり四角になったり丸になったり。
楽しいが一番にあり、
見つめ直して反省する事、
目標を立てられた事、
新しい自分に出会えた事、
忘れかけた物を改めて掴めた事、
良い部分に気づけた事、
鹿児島で積み上げてきた1年半年分を 皆さんに報告できて、本当に良かったです。
1人の弾き語りからスタートした音楽人生から、
jazzを始めて、バンドで歌ってみたものの、もっと勉強しないといけないことがあると感じ、duoの世界を探求し、
2年間築いてきた金子さんとのduoにギターとドラムのサウンドが加わり、
やっと、オルガンJAZZのバンドサウンドで、深いところまで追求してみたいな、と思えるところまできました。
どこまでできるか、、
自分にも まだまだわかりませんが、
どうかこれからも一緒に音楽を楽しんでもらえると幸いです。
今回、このステージで起きた魔法は 生もの、
観た人にしかわからない。
そして、きっとまた次回のライブでも起きるはず☆☆
これからも このEMILYの歌声×オルガンJAZZサウンドをお楽しみに!!
また、今年中にBODYでお会いしましょう!!
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