鹿児島市で活動するフィリピン人のグループ『BAIA (Bunka Artist International Association)』のランチミーティングが Jazz Spot Lileth で開催されました。
ランチミーティングということで、もちろん写真に載っているように ランチ付きだったのですが、コチラはリレットの特製フィリピン料理ランチボックスです！
今回のメインは右上に入っている「キャッサバの葉」の煮込み料理！
キャッサバとは、お馴染みのタピオカの原料となる芋の実をつける植物で、アジアでは「タロイモ」と呼ばれていて有名です。
それから様々な料理に惜しみなく南国フルーツをふんだんに入れるのもフィリピン料理の特徴。
中華料理の酢豚にパイナップルが入っているように、フィリピン料理にもパインやレーズンなどが、マカロニサラダやお肉料理に使われたり、ココナッツミルクでの煮込み料理もあり、基本的にはスパイス、というよりは暑い国ですから 食材の長期保存の目的 & 暑さに負けない為にもカロリーを取る為、甘い味付けorオイリーなお料理が多いのです。
定番の調味料や食材は「塩、醤油、酢、ニンニク、タマネギ、ショウガ、唐辛子」。
でも、どちらかというとリレットは日本が誇るフレッシュなお野菜を使うお料理が好きで、女性が安心して食べれる味付けと、あまりオイルを使わない お野菜中心のメニューを提供しています。
というのも、リレットは姉妹店に鹿児島市郡元町(純心短大そば)にある『ブーゲンビリアカフェ』を運営していて、今回はこちらからの出張お弁当配達ということでした♪
さて、この『BAIA』は、鹿児島でのアーティスト活動や、国際交流活動・鹿児島で生活する外国人へのサポートを積極的に行ってきた方などが参加されていて、熱いチャリティー精神を持った人々の集いです。
今までの活動として、鹿児島市加治屋町に新しくできた『国際交流センター』での交流会の開催、
それから、フィリピン国籍を持った方々は皆さん、ビザやパスポート更新のたびに、領事館のある東京か大阪、名古屋まで行かないといけなかったのですが、そのパスポート更新手続きを領事館スタッフが出張で行うというものを2022年に鹿児島市内で２度も開催しました。
なぜ、鹿児島での開催かというと、鹿児島県は離島に住むフィリピン人が多く、その離島から大抵大阪の領事館へ行く方が多いようなのですが、数年に１度の その負担がとても大きいのです。
日本に移り住み、家族を持ち、フィリピン国籍の子供を抱えながらの長距離の移動と、その為に仕事を休み、家族分の旅費を負担する、、、という、日本人には想像もできない不便さを抱えていました。
それが、鹿児島市でのパスポート更新手続き会を開催するという日には数百人というフィリピン人の方々が九州全域から足を運び、各地方から集まった人々にコミュニケーションが生まれ、「本当にありがたかった！」と、ホッとした笑顔で帰っていく。。。
これは、自分も大変だったからこそ、これから日本に住む外国人が安心して住める日本であってほしい、と強く願う人たちが一丸となったからこそ実現できたことだと思います。
それと同時に、コロナ禍では海外からの移住者や、逆に海外へ移り住んだ人々が故郷に数年間も帰れず、家族にも会えない日々が続いています。
今回のランチミーティングのテーマは、フィリピンに帰国した際に滞在できる居場所を持つ、というもの。
フィリピンから この為に「ロビンソンモール」(フィリピンで最も有名なショッピングモールのひとつ)の社員の方が来られ、海外からでもフィリピンで住処を持つことができる仕組み「コンドミニアム」の説明を、大型スクリーンのプロジェクターを使ってお話してくれました。
以前から「コンドミニアム」というものを知っていましたが、このコロナ禍を経て、やはり安心して帰国したい、という願いから、母国にも住処を持ちたい、という気持ちが一層高まっている人が多いことと思います。
リレットもその一人であり、自分が生まれ育った場所ではないこの日本で沢山の苦労を抱えながら、でも沢山の方々にサポートしてもらいながら生きてきました。
次は、自分たちが誰かをサポートする立場となって、この『BAIA』のコミュニティーを楽しみながら活動を続けていくことでしょう。
と、お話は長くなりましたが、、、
このように、Jazz Spot Lilethではランチタイムでも 貸切ホールレンタル を行なっております。
ぜひ、皆さんの素敵な集いの時間を、天文館公園を一望できる窓のある開放的な空間で過ごしてみませんか？
いつでもご相談に乗りますので、気軽にお問い合わせくださいね♪
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